今年も終わりとなりました。
Twitter時代から12/31の終了間際にやっていたことだけど、結局なにもまとまらずに意味の無いことばかり書いていたというのが例年だったので、今年からここに戻ってやることにしてみました。
今年はいろいろ一皮むけたところがあり、ツクールにおいても自分の中では過去一いい波がやってきたという年になったと思う。VIPRPGにおいても、今までの方針から一転して新規路線でスタートすることとなり、6月に「黄昏愚連隊」をリリースして以降、新シリーズ・VIPRPG新展開の構築を進めていった。
･･･なのだけど、中盤以降思うところがあり、リリースを急ぐのを止めた結果、その後ほとんど出せずじまいとなり、数としては近年例年通りになってしまったのが残念な結果となった。前から言っているとおりtktkの不調からくるものではなので、本人からしても歯がゆい気持ちになっている。来年以降落ち着いたら、「黄昏～」の2話以降やそれ以外を順次リリースしていこうと思っている。
表立った動きは少なかったが、ツクラーとしての自分自身には大きな転換点になった年ではあった。SuperDanteから始めて30年（実質的には23年くらい）ツクールという趣味に向き合ってきて、なんというか、悪い意味でなく、いろいろ先が見えてしまったのである。その大部分を占めるVIPRPGとの対峙、思えばVIPツクスレという流れに身を任せ、行き当たりばったりにモノを作ってきたわけだが、近年そのような流れは完全に失してしまった。それが奇しくも、自分のこれからを思い直すきっかけとなった。
ふと自分の過去を振り返ってみれば、当然というか、できたことよりできなかった、やれなかったことが多すぎる。VIPRPGであるにせよないにせよ。
だが自分は、それをエターなったとは思っていないのである。
むしろ今だからできるんじゃないかと。実現する時が来たんじゃないかと。
これからの自分は、そこをやっていこうじゃないかと思うのだ。もちろん、一度は頓挫したもの、企画自体に無理があったものなので、実現するという形に持って行くには100％かつての再現なんてのは無謀だ。今の自分のアレンジが必要ではあると思う。
それがVIPRPGという形でやるかやらないかは後で考えるとして、それが自分の今後のツクラー人生の目標になっていくんじゃないかな。
正直VIPRPGも、ツクールそのものも、あと何年もつかわからない事態にはなってきてはいると思う。ようやく自分で楽しくなってきたというのに、その元となる場が傾き始めているというは、なんとも皮肉なことではあるが。
だがもう、自分はここを離れるつもりはない。最後まで何らかの形で関わり、作品を残していくことに賭けてみようという、そんな覚悟ができた年となった。
それでは、来年もよろしくお願いします。
